濡れた渦の中で きみは肉を剥がされながら ときどき白い骨を見せたり おこりみたいに頭を揺らした 真青な氷が流れ着くと それをまるで飴であるかのように 右の頬から左の頬へと 移しかえたりした 今そこにきれいな墓がある 誰も行かない 花も咲かない
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