はじめに

 しばらくのブランクを経てまた詩のようなものを書くにあたり、今更ながら基本的な文章力のなさを痛感しています。そんなわけで鏡花の「日記は文章の習練になることは勿論、全てのものに注意するようになるから観察が細かくなる」との言葉を信じて、文章力の向上とまではいかないにしても、書くことや考えることを定着させるために、徒然に書いていこうかと思います。どうぞよろしくお願いします。

 なおタイトルの「十夜録」は枕元に転がっていた「夢十夜」からとりました。大して変化のない日々を送っているので、だんだんと夢日記や呟きやぼやきが増えていくことが予想されます。

 日記の機能については友人をパクりながら追々。