ブレア・ウィッチ・プロジェクト、他

バートン「チャーリーと チョコレート工場」、モノリス食ってるしw
モノリス繋がりでキューブリック博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」。終始笑いっぱなしで「それはねーよww」という方向に突き進むのを楽しみつつ、現実に可能性がなかったわけではないのが恐ろしい(冷戦時はいつでも核を撃てるようにこんなのが飛んでた)。核ミサイルでここまで爆笑する映画もないなー。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト」はむちゃくちゃ面白かった。いわゆる擬似ドキュメンタリの作品で、吹き替えも字幕もない状態で見たってのも大きいんだろうけど、えらくリアルに恐怖を感じた。基本的に日本のホラーの手法から外れることはないのに日本のものよりはるかに自然、かつ恐怖の対象を提示せずにほのめかす程度で抑えるとか本当によくわかってる。鑑賞後に謎解きを楽しませるためにあえてこういう作りにしたらしく、それがうまく転んで不条理な恐怖を感じさせてくれる。恐怖を演出するにあたって貞子や伽椰子のような明確なキャラクターは必要ないのだ。
ただし一部のマニアに受ける作品であって普通の人が見たら明らかにゴミ。世間的にも最悪の評価なのでDVDが安く手に入りそう。買おうかな。