妖怪ハンター ヒルコ、他

チャック・ラッセル「ブロブ 宇宙からの不明物体」、宇宙から人食いスライムが降ってきたぞー！というわけでねるねるねるねが人間を虐殺する。ナウシカの粘菌をイメージしてもらえれば。序盤でいきなり主人公格を殺したり、子供でも容赦なく殺すのは、ほとんどテンプレ化されてるこの手の映画では新鮮に感じる。
カート・ウィマー「ウルトラヴァイオレット」、リベリオンを期待するなとは言われたが…。物語自体は前作に似たディストピアもので、予算が増えた分、デザインやCGで遊んでる。でも途中から落としどころがさっぱり見えなくなり、話が飛び飛びで、もうラスボス倒したら勝ちでいいじゃん、とぬるぬる動くアクションを見るだけになった。なのにそのアクションシーンすらカットされる。暗闇で戦ってんじゃねえよ。こんなしょぼいミラジョボPVじゃなくてリベリオンの続きを作ればいいのに。
塚本晋也「妖怪ハンター ヒルコ」、これは超面白かった。ヒルコというのは人間の頭に足が生えた蜘蛛の妖怪で、そんな気持ち悪いナマモノが新しい首を刈るために夜の学校を徘徊してるってのが素晴らしい。加えて古墳が舞台なのも萌えポイント。古墳いいよね古墳最高。というか自分こういう伝奇ホラーに弱すぎるのな。いろいろだめな部分もあるし諸星大二郎の漫画が原作らしいのでファンが見たらまた違うんだろうけど、そこらへんは全部スルーして絶賛しとく。やー、面白かったです。（疲れた。。ぱたり
そろそろ映画は飽きてきた。ペース落としてアニメでも見ようかな。