宇佐神宮参詣の事

もういろいろと神仏に頼るしかないので、かねてより行きたかった宇佐神宮に行ってきた。
まず宇佐駅着。駅も神社っぽい色合い。

駅から宇佐神宮までは徒歩3、40分とのことで、交通費節約&観光のために歩くことにした。帰りにバスを使ったら200円少しだったので、行きもバスを使えばよかったと後悔したり。



かわー。



のどかだなぁ。



田んぼしかねえなあ…



放置された駐車場に朝顔が。朝顔はうまくいけば12月まで咲き続けます。九州じゃ普通だぜ。今もひまわり咲いてるし。



桜まで咲いてた。どうなってる。
というわけで全国の八幡宮の元締め、宇佐神宮に到着。

鳥居がデカイ。よく見たら上に石が載ってるが、あんな高いところに投げて肩が無事なはずがない。



鳥居をくぐってすぐのところに、かつて参拝客のために敷設された宇佐参宮線を走っていた蒸気機関車が保存されている。バス路線と競合するので廃止されたらしいけど、国東半島一周鉄道を形成する計画もあったそうで、実現していれば今頃は電車で国東半島を巡れたかもしれない。



寄藻川にかかる橋を渡って神域へ。
と、ここで鯉の餌を売っていた。こんなの買うに決まってるじゃないか。

うわははは! 食らえ! 存分に食らうがよい!



ゲジョー。




表参道。平日の朝だったこともあって人がほとんどいない。奥にある手水舎で手を清める。



皇族もゲジョー。



境内社のひとつ、春宮神社。応神天皇の子神が祀られているそうな。
少し上ると祓所がある。

ここで祓いの儀式を行う。確かにこれは祓いまくれるわ。中ボスが出てきて倒したらセーブポイントになりそう。ただ柵があって中には入れないようになってた。



さらに鳥居をくぐる。さあ上宮まで一気に上りますよ。



どーん。壮麗な西大門。この門のむこうが上宮になる。



上宮は垣根で囲まれていて箱庭のような雰囲気があった。手前から一の御殿に八幡大神、中央の二の御殿に比売大神、三の御殿に神功皇后を祀る。なんか気圧されてあたふたしてしまった。



とりあえずそれぞれにお参りする。ここの作法では二礼四拍一礼とのこと。
上宮の参拝を済ませて少し奥に入ると、神社の由緒などを描いた絵を展示しているところがあった。僕以外に誰もいなかったし、検索してもまったく出てこないので、穴場スポットだと思う。道鏡事件では和気清麻呂が超がんばったというのがよくわかった。伊達にマロじゃなかった。



上宮から奥宮の大元神社を望む。ってどこが大元神社なのかわからないけど山全体がご神体らしいのでどこでもOKだろう。たぶんあっちのほうだ。
次は下宮へ。(途中の若宮神社は工事中だった。)

「下宮参らにゃ片参り」と言われているそうで下宮への参拝も重要なのである。ゲグーなのである。



授与所前の木がすごいことになってた。何か挟まってたのかな。



下宮。祀っている神は上宮と同じで、その庶民バージョンというか、なんだか砕けた印象。「いい詩が書けますように」「アイディアがどかんどかん湧きますように」「二次元に嫁がいるんですよ」などと祈っておいたので神様も困惑したに違いない。もちろん3回ずつ。



授与所であるものを購入した。そういえば巫女さんを目に焼きつけるというのも当初の目的にあったもののすっかり忘れてました。



買い物をした瞬間に鳥が飛んでくる。宇佐神宮では鳩が神の使いだそうだが、鳩ではなくどこからどう見てもカラスだった。呪われてる。



境内社のひとつ、八坂神社。スサノオを祀っている。




神社といえば神木ですよねー。この木を切り倒して美少女を彫れば美少女神が顕現するはず。かんなぎ、好評放送中です(宣伝)



宝物館前の初澤池。宝物館では刀が大層すごかった。室町のものがあんなにきれいに残ってるんだな。クラウドが持ってそうなのがリアルにあった。



そのポスト、YESだね!
で、これがポストにくっついてた呉橋。



勅使参向のときにだけ開放されて、一般人は渡れない。
そんなわけで一回目の参詣は終了。あとで確認してみたら、神域内でも見てないところがいくつかあるようで、またぜひ来たい。次は勝手もわかって、もっとうまく回れるだろう。
後半戦、風土記の丘・古墳激闘編に続く。