きのうの「ここに眠る」について。やっぱりもう少し推敲すべきだった。今になって読むと尺が足りなくて物足りない。一、二連と同じ形の連をもうひとつ書くべきだった。「紫の腕」を布団の中に入れてやったあと、例えば「青い腕」がそこらを嗅ぎまわって戸口から出ていく、というような。その後、「緑の腕」の来訪をやり過ごすということにすれば、もっと恐ろしいものを示唆できて、尺も合ったものになる。迂闊に悪魔を祓ってしまった。
という言い訳。