2月第1週
- 作者: 増子二郎,GASHIN
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2002/06
- メディア: 文庫
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- 作者: 増子二郎,GASHIN
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/08
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョイス,安藤一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 小野正嗣
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/07/07
- メディア: 単行本
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……というのが読了直後の感想だったけどさすがに内容に触れてないので補足。この人の使う比喩はあるものを別のものに喩えて意味伝達の方便とするのではなく、そこに別種の現実を開いて重層的な世界を現出させるものです。なので普通は始めから終わりまで一直線に流れる物語が、点描でちくちくと刻まれたように幅を得ているのですが、それに乗れるかというのはまた別問題。で、主題としては(他の作品と同様に)母と子が焦点にあって、『旅する部族』では捨てられた子供の視点、『皮膚に残されたもの』では母の視点、『線路と川と母のまじわるところ』では3篇を通して通奏低音にあった「母と子の別離」の原因としての民族問題/民族間の不理解が描かれる。なかなか取っつきにくい作品ですが得られるものも大きいのではないでしょうか。
- 作者: 多和田葉子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: 単行本
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- 作者: 鶴間和幸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
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現実の人間を、馬を、そして宇宙を、大地を、宮殿を、何もかも地下の世界に再現すること、それが始皇帝の霊魂が死後、地下帝国で生きていくために必要であった。
- 作者: ウィリアムモリス,William Morris,小野悦子
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 単行本
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