2011-10-19 まつりのあと 短歌 まつりのあと 百万の蛙と同じ数だけの忍者がいると思えば楽しい この夜の全ての書肆の灯りをも狂って吹き消す風のいじわる 大輪のひまわり折れているばかりこの世の息をあの世でも吸え 舞殿で無心におどる鬼の群 祭が果てたら車で帰る