2007-06-02 十二 詩 砂場に火を落とす がれ山から青鬼がやってきて 拾えとめいれいする めいれいが手を繋いで らんらんと目を光らせて やってくると また会おうねと言って笑う 美しさが黄色い (イノチをさらに繰り返す) 火はもう消えたのか 闇の原で輝いているのかいないのか 途方にくれて 腕を伸ばしてやって 草のようになって 一年が過ぎる