雫が落ちる 葉先から首へ 群れから別れた姿 風に撫ぜられ ふるえながら 路ばたの塚を かさなり濡らし 緑の胸に抱かれた 胞子が淡く光り また 朽葉のたまりに けものの鼻をうずめ 夢ごこちに 上手に噛まれ 無心である 死んだものや 火の息のような うずのなか…
砂場に火を落とす がれ山から青鬼がやってきて 拾えとめいれいする めいれいが手を繋いで らんらんと目を光らせて やってくると また会おうねと言って笑う 美しさが黄色い (イノチをさらに繰り返す) 火はもう消えたのか 闇の原で輝いているのかいないのか …
地元に土人形の工房があるらしい。行ってみたい。
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